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射精が健康に与える5つの影響と適切な射精回数の目安

「射精をしすぎると健康に悪いのでは」などと心配になっていませんか。デリケートな問題であるため、誰にも相談できず悩んでいる方もいるでしょう。この記事では、射精が健康に与える影響と理想的な射精の頻度について解説しています。射精と健康の関係が気になっている方は参考にしてください。

目次

射精のメリット

「オナニー(射精)は健康に悪い」などといわれることは少なくありません。しかし実際は、メリットの多い行為と考えられています。代表的な射精のメリットとして以下の点があげられます。

男性ホルモンの増加

射精の前後で男性ホルモン・テストステロンの値は変化します。具体的には、射精に向けて上昇し、射精後は低下することがわかっています。つまり、射精をすると男性ホルモンのテストステロンは一時的に増加するのです。ちなみに、この変化はオナニー中のホルモン変化を調べる研究で確かめられました。したがって、オナニーでも男性ホルモンは一時的に増加すると考えられます。

テストステロンの主な働きは、筋肉や骨格の成長を促すこと、性欲や性衝動を高めて勃起を促すこと、活動的で決断力のある精神状態へ導くことなどです。テストステロン値が低下すると、筋力の低下、脂肪の増加、性欲の減退、勃起力の低下などを招く恐れがあります。ちなみに、テストステロンの分泌量は、20歳代をピークに減少していきます。テストステロンを一時的に増やせる点は射精の大きな魅力といえるでしょう。

▼こちら記事では、テストステロンとEDの関係性について詳しく紹介した記事になります。あわせてご覧ください。
テストステロンとED(勃起不全)の関係とテストステロンの増やし方

ストレス解消

射精すると、モヤモヤしていた気分がスッキリすることがあります。したがって、ストレス解消にも役立ちます。気分がスッキリする理由は、射精するときにドーパミンが分泌されるからです。

ドーパミンは「幸せホルモン」と呼ばれることがある神経伝達物質です。満足感や達成感の源泉になるため報酬系ホルモンに分類されます。このようなホルモンが分泌されるため、射精をするとスッキリするのです。ドーパミンは、オナニーをやめられない理由にもかかわっています。もう一度、あの満足感を得たいと感じるため、何度も繰り返してしまいます。

ちなみに、射精するときに分泌されるホルモンはドーパミンだけではありません。プロラクチンというホルモンも分泌されます。プロラクチンには、リラックスを促す働きがあります。オナニーやセックス後にぐっすり眠れる理由は、プロクラチンが分泌されるからといえるでしょう。射精までに高まった性衝動は、ドーパミンとプロクラチンが分泌されることでおさまります。つまり、これらが分泌されることで「賢者タイム」が訪れるのです。

ED予防

定期的な射精は、EDの予防にも役立つ可能性があります。勃起に必要な機能を鍛えられるからです。具体的には、陰茎海綿体の状態を維持できるとともに射精により男性器や前立腺の血流も促せます。骨盤底筋を鍛えられる点も見逃せません。骨盤底筋は収縮して圧迫することにより、陰茎海綿体に血液を留める役割を果たします。この筋肉が衰えると陰茎海綿体に血液を留められなくなるためEDのリスクが高まります。ちなみに、骨盤底筋は射精のほか、会陰に力を込める(肛門を締める)トレーニングでも鍛えられます。

以上の通り、射精は勃起機能の維持に重要な役割を果たします。EDを予防するため回数を増やしたいですが、時間を確保できない、体力的に厳しいと感じる方もいるでしょう。幸いなことに、勃起に必要な機能は単に勃起するだけでも鍛えられます。時間や体力を確保できない方は、勃起だけを心がけてもよいでしょう。ただし、射精にはテストステロンを一時的に増加させるメリットもあります。テストステロンの増加も、ED予防に役立つと考えられます。したがって、勃起だけにとどめず、余裕があるときは射精することも重要です。
▼こちら記事では、EDの年齢別の原因と対処法について詳しく紹介した記事になります。あわせてご覧ください。
ED(勃起不全)の年齢層別原因と基本の対処法

精子の質の改善

定期的な射精は、精子の質の改善につながると考えられています。古い精子が新しい精子と入れ替わるからです。一部では、妊活のため禁欲するほうがよいといわれていますが、禁欲のし過ぎにも注意が必要です。長期の禁欲により精液の量は増加し、精子濃度も上昇しますが、精子の運動率と精子の生存率は低下します。つまり、量は増えても、質は低下してしまうのです。質が低下する理由のひとつとしてあげられるのが、死んでしまった古い精子から活性酸素が発生することです。酸化ストレスの影響で質が低下してしまいます。ちなみに、古い精子はDNAが損傷していることが少なくありません。このような精子は、流産の原因になりえます。以上のリスクがあるため、日頃から定期的に射精することが重要です。

病気の予防

射精の回数を増やすと、前立腺がんのリスクを抑えられる可能性もあります。約2万9,000人(46~81歳)のアメリカ人男性を対象に行われた追跡調査で、高い射精頻度が前立腺がんのリスク低下と関連していることがわかったからです。具体的には、月4~7回の射精をしている人よりも月21回以上の射精をしている人のほうが、前立腺がんを発症するリスクが3割程度低いことがわかりました。[1]リスクが低下する理由は明らかになっていませんが、頻度の高い射精は健康に良い影響を与える可能性があります。

射精頻度が高いと精子は不健康になる?

射精には以上のメリットがあります。射精をしすぎると健康に悪いと思われがちですが、実際は健康に良い影響があると考えられています。では、どれくらいの頻度で射精すればよいのでしょうか。

適切な射精回数は

残念ながら「適切な射精回数は何回」ということはできません。現在のところ、射精回数に関するルールは存在しないからです。一般的に、妊活中の禁欲期間は1~3日程度が理想といわれています。これくらいの頻度で射精をすれば、フレッシュで元気な精子を届けられるからです。

EDを予防したい場合も、射精回数を増やすほうがよいかもしれません。ただし、この場合は勃起することがより重要になります。体力的に厳しい場合は、無理に射精をしなくてもよいでしょう。具体的な射精回数の目安はありませんが、1日1回程度勃起しておけば男性機能を維持しやすいと考えられます。

前立腺がんのリスクを低下させたい場合は、月21回以上の射精を心がけるとよいでしょう。つまり、3日に2回程度の頻度で射精をすることになります。中高年にとっては、やや厳しい目標といえるかもしれません。

射精の方法は、基本的にオナニーでもセックスでも構いません。一定の射精回数を確保したい場合は、やりやすい方法を見つけることが重要です。

まったく射精しないことも不健康

性行為が面倒でしばらく射精していないと、つくられた精子は分解されて吸収されます。したがって、射精していないことで、目に見えるトラブルが起こることはありません。ただし、貯まりすぎると、年齢にかかわらず夢精してしまうことはあります。また、ほぼ無意識で射精する遺精にも注意が必要です。遺精は、何かしらの緊張をきっかけに引き起こされます。これらのほかでは、EDのリスクが高まる、精子の質が低下するなども考えられます。健康や体力に問題がなければ、定期的に射精することをおすすめします。

精力や勃起でお悩みの方はあかひげ薬局にご相談ください

射精と健康の関係について解説しました。射精には、テストステロンの分泌を一時的に増やす、EDを予防する、精子の質を改善するなどのメリットがあります。できれば積極的に行いたい取り組みといえます。精力や勃起力に不安を抱えている方は、精力剤を活用してみてはいかがでしょうか。あかひげ薬局は、35年以上の歴史がある精力剤専門の薬局です。お悩みの方は、当店までお気軽にご相談ください。

[1]参照:National Library of Medicine:Ejaculation frequency and subsequent risk of prostate cancer: Michael F Leitzmann , Elizabeth A Platz, Meir J Stampfer, Walter C Willett, Edward Giovannucci
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15069045/

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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