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ED(勃起不全)の年齢層別原因と基本の対処法

EDは「Erectile Dysfunction」の頭文字で構成される略語です。日本語で、勃起不全あるいは勃起障害と訳されます。つまり、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発することなどを指すのです。この記事では、EDの原因、対処法などを紹介しています。

目次

EDの原因とは?

勃起は、性的な刺激を受けて脳から陰茎に勃起の信号が送られることと信号を受けた陰茎海綿体に血液が流れ込むことで起こります。EDの原因は、何らかの理由でいずれかの働き、または両方が邪魔されることです。主な原因として以下のものが挙げられます。

【原因】

  • ・ストレス(トラウマ)
  • ・加齢
  • ・生活習慣
  • ・薬剤の副作用

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

ストレス(トラウマ)

EDの原因として多いのがストレスです。大きなストレスがかかると、交感神経のはたらきが活発かつ持続する、つまり血管が緊張し収縮するので、性的な刺激を受けて興奮しても陰茎の血管が拡張せず、海綿体に十分血液が流入しないので勃起しにくくなります。また、強いストレスが継続すると男性ホルモンの分泌が低下し、性欲減退やEDを引き起こします。EDを引き起こすストレスはさまざまです。具体的には、仕事によるストレスが原因になることもあれば、子作りが上手く行っていないなどが原因になることもあります。あるいは、前回のセックスが上手くできなかったなどが原因になるケースも少なくありません。前回の失敗が影響する理由は、「今回も同じ結果になるのでは」などの心配が大きなストレスになるからです。また、自分では自覚していない幼少期のトラウマなどが影響するケースもあります。セックスとは関係のないストレスも、勃起に影響を与える点がポイントです。

加齢

加齢もEDを引き起こす原因として挙げられます。加齢は、動脈硬化を引き起こす要因のひとつです。動脈硬化は、本来であれば弾力性がある血管が硬くなった状態を指します。動脈硬化が引き起こされると、血管が拡がりにくくなるため血液の流れが悪くなります。したがって、加齢の影響で動脈硬化が進むと、脳から陰茎へ勃起の信号が送られても血管が広がりにくいため陰茎海綿体に血液が流れ込みにくくなります。これによっても、興奮しているのにしっかりと勃起しないなどの状態が引き起こされるのです。また、年齢と共に男性ホルモンの分泌が低下するので、性欲減退やEDなどが起こりやすくなります。

生活習慣

生活習慣もEDに大きく関係する可能性があります。生活習慣が乱れていると、動脈硬化が進行するリスクが高まるからです。食生活、運動習慣、飲酒、喫煙、ストレスなどの生活習慣は、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病と深く関係しています。これらの生活習慣病は、血管に大きな負担をかけることがわかっています。例えば、血糖値が高い状態が続くと、壁が傷つくなどして血管は硬くなります。一部の生活習慣病は、動脈硬化の危険因子なのです。動脈硬化が進むと、陰茎海綿体へ血液が流れ込みにくくなるため性的刺激を受けても勃起しにくいなどの状態に陥りやすくなります。生活習慣にも十分な注意が必要といえるでしょう。

薬剤の副作用

ストレス・加齢・生活習慣以外では、薬剤の副作用もEDの原因として挙げられます。
具体的には、降圧薬や心臓病治療薬、前立腺がん治療時に用いられる女性ホルモン剤、抗うつ薬などの向精神薬、睡眠薬、消化性潰瘍治療薬などです。
これらを服用している場合は薬剤の副作用にも注意が必要です。ただし、勝手に服用をやめると治療中の病気を悪化させてしまう恐れなどがあります。薬剤の副作用が気になる場合は、主治医に相談したうえで対処しましょう。

年代によって主な原因が変わる

EDの主な原因は以上のとおりです。これらの原因が重なり引き起こされているケースが多いといえます。また、年代別に主な原因は異なります。ここでは、若年層に多い原因・中年層に多い原因・高齢層に多い原因を紹介します。

若年層

若年層として20代・30代の主な原因を紹介します。

20代の主な原因はストレスです。性行為の経験が少ないため自信がない、緊張するなどが大きなストレスになります。あるいは、性行為を上手く行わなければならないなどのプレッシャーが大きなストレスになることも少なくありません。いずれにせよ、過度なストレスがかかると、性的興奮を陰茎へ上手く伝えられないためEDの症状が現れやすくなります。緊張や不安を取り除き、自信をつけることが重要といえるでしょう。

30代の主な原因もストレスです。ただし、20代のストレスとは背景が異なります。30代は、仕事で疲れている中、子作りも頑張らなければならないなどのプレッシャーがストレスになりやすいといえます。心身とも疲れていて、偶然、勃起しなかった経験が引き金となり、悪循環を招くケースもあります。30代は、日常生活の中にストレスの原因が潜んでいるケースが多いといえるでしょう。

中年層

中年層として40代・50代の主な原因を紹介します。

40代の主な原因もストレスです。20代・30代とは異なり、仕事上のストレスが主な原因として挙げられます。具体的には、管理職として売上に責任を負わなければならない、上司にも部下にも気を使わなければならないなどが考えられます。また、40代に突入すると、生活習慣病や男性ホルモン分泌の低下の影響も現れやすくなります。健康にも注意が必要な年代です。

50代の原因は非常に複雑です。単純にストレスとは言い切れないケースが増えてきます。また、完全に勃起しない方が増える点も特徴です。主な原因はストレスと生活習慣といえるでしょう。仕事上のストレスに生活習慣病の影響が重なり勃起しにくくなります。具体的には、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの影響で動脈硬化が進み性機能に悪影響が及んでいるケースが考えられます。また、50代に突入すると、男性らしさを支えている男性ホルモンの分泌量も減少します。この影響によっても、勃起しにくくなると考えられています。

高齢層

高齢層として60代以降の主な原因を紹介します。

高齢層は、他の年齢層に比べ加齢の影響が大きくなります。健康な方でも、老化の影響で血管の弾力性が低下するからです。血管を拡げることが難しくなると、性的な刺激を受けても十分な血液を陰茎海綿体へ送れなくなるため勃起しにくくなります。また、男性ホルモンの分泌の低下も大きく影響します。したがって、年齢を重ねると、健康的な生活を送っている方でも若い頃と同じように勃起することは難しくなるのです。現実的には、ここにストレスや生活習慣病が重なるケースが多いでしょう。一部の生活習慣病が重なると、動脈硬化がさらに進みやすくなるため注意が必要です。また、持病がある場合は、薬剤の影響で勃起しにくくなっているケースも考えられます。高齢層のEDは、原因が特に複雑です。

ED治療における改善策

EDに悩んでいる方は、次の対処法を検討するとよいでしょう。

病院・クリニックによる治療

病院・クリニックを受診して医師からEDと診断された場合、服用に問題がなければED治療薬を処方されます。ED治療薬は、陰茎への血流増加を期待できる薬剤です。現状では、幅広い原因に対して処方されています。ED治療薬の処方を受けられるのは、泌尿器科に限定されません。基本的には、EDと診断できれば内科や整形外科でも処方を受けられます。したがって、かかりつけ医に相談できるケースもあります。動脈硬化や生活習慣病が影響している場合は有効な選択肢になりえます。EDの治療を受けたい場合は、病院やクリニックで相談するとよいでしょう。

セルフケアによる体質改善

症状が軽い場合や身体に異常がない場合は、セルフケアでEDを改善できる可能性があります。最初に取り組みたいのがストレスの解消です。規則正しい生活を心がける、ストレスの原因から離れて自分の時間をもつなどが考えられます。運動習慣の確立にも取り組みたいところです。一般的には、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が有効と考えられています。同様に、適正体重の維持も有効な取り組みになる可能性があります。肥満は生活習慣病だけでなくEDにも影響を与えると考えられているからです。以上のほかでは、禁煙も自分で取り組める対策として挙げられます。喫煙は、動脈硬化、EDの危険因子と考えられています。

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医薬品による補助

お悩みの方は、市販されている医薬品を試してみてもよいでしょう。代表的な医薬品として挙げられるのがヨヒンビン製剤や男性ホルモン剤です。ヨヒンビンは、勃起中枢に作用して生殖器血管を拡張する働きが期待できます。男性ホルモンは、加齢等で起こった男性ホルモン分泌の低下を外部から補充することにより、症状の改善が期待てきます。これらは非常に魅力的な医薬品ですが、安全に使用するため購入時に薬剤師から対面で指導・情報提供を受ける必要があります。気になる場合は、精力剤関連に強い薬局などで相談するとよいでしょう。

彼氏や夫がEDになったときにパートナーができること

EDは、20代・30代でも起こりうる問題です。EDは、パートナーの協力があると解決しやすいと考えられています。こちらの記事では、EDの原因とパートナーができるサポート方法を解説しています。あわせてご覧ください

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ED(勃起不全)にお悩みならあかひげ薬局で相談を

何らかの原因で、性的な刺激を受けても勃起しない、勃起しても維持できない状態をEDといいます。主な原因として挙げられるのが、ストレス・加齢・生活習慣・薬剤の影響です。ただし、具体的な原因は人により異なります。若年層はストレスの影響が大きい傾向、中年層・高齢層はさまざまな原因が重なる傾向があります。

EDに悩んでいる方は病院・クリニックを受診するか、薬局で相談するとよいでしょう。あかひげ薬局は、33年以上の歴史、300万人を超える購入実績がある精力剤関連に特化した薬局です。豊富な実績を活かしかゆいところに手が届く精力剤やサプリメントを多数取り扱っています。夜の深刻なお悩みは、あかひげ薬局にご相談ください。

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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