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ED対策におすすめの栄養と日々の食事が勃起に与える影響

「EDを予防する栄養があれば教えて欲しい」「食生活が乱れているとEDになりやすいって本当?」などと考えていませんか。これらの関係がわからず、不安を抱えている方もいるでしょう。結論から述べると、EDと栄養、食事は密接に関係しています。偏った食事を続けているとEDのリスクは高まります。ここでは、食事がEDに与える影響、成人男性が積極的に摂りたい栄養、できるだけ控えたい食べ物などを解説しています。トラブルを防ぎたい方は参考にしてください。

目次

EDの原因とは?

EDは原因で4種類に分かれます。それぞれの概要は以下のとおりです。

器質性ED

血管や神経など、身体の問題で引き起こされるEDです。代表例として、加齢に伴う動脈硬化に起因するものがあげられます。動脈硬化は、動脈が弾力性を失った状態です。血管が硬くなるため、ペニスへ血液を送り込みにくくなります。糖尿病や高血圧などの生活習慣病と動脈硬化が合併しているケースも少なくありません。

手術や事故で勃起に関わる血管や神経を損傷してEDになることもあります。たとえば、前立腺がんの手術で神経を切断したケース、交通事故で脊髄を損傷したケースなどが考えられます。以上のほかでは、内分泌機能の低下も器質性EDの原因です。具体的には、男性ホルモンの低下があげられます。男性ホルモンの分泌量は、加齢やストレスなどの影響で減少します。勃起力の低下を招くため注意が必要です。

心因性ED

心の問題で引き起こされるEDです。勃起は、リラックスしているときに働く副交感神経が支配しています。心の問題で不安や緊張などを強く感じると、交感神経が優位になるため思うように勃起しません。本人が自覚しているストレスやトラウマだけでなく、本人が自覚していないストレスやトラウマも原因になりえます。前者の例として、セックスで失敗した経験、妊活のプレッシャー、仕事のストレスなどがあげられます。たとえば、セックスで失敗して自尊心がひどく傷つくと「今回も失敗するのでは」などの不安が頭をよぎりEDになってしまいます。後者の例として、幼少期の経験などがあげられます。ただし、本人が自覚していないため、原因の特定は簡単ではありません。専門家のサポートを必要とするケースもあります。

混合性ED

器質性・心因性・薬剤性EDが重複して引き起こされるEDです。たとえば、動脈硬化の影響で勃起しにくくなっていることを気にしすぎて完全に勃起しなくなる、男性ホルモンの低下と仕事のストレスが重なり勃起しなくなるなどが考えられます。複数の原因が複雑に絡み合っているEDといえるでしょう。実際の症例では、このようなケースが少なくありません。原因を問わず勃起しなくなると、焦りや不安などを強く感じるようになるためです。

薬剤性ED

服用している薬の影響(副作用)で引き起こされるEDです。注意したい薬として以下のものがあげられます。

【薬の種類】

  • 降圧薬
  • 抗うつ薬
  • 前立腺肥大症治療薬
  • 非ステロイド性抗炎症薬

ただし、これらの薬を服用すると必ずEDになるわけではありません。注意を要するものの、関係性は薄いと考えられているものもあります。何かしらの薬を服用していて、勃起しにくくなった場合は、主治医に相談が必要です。考えられる影響などによっては、薬を変更したり薬を減らしたりしてくれることがあります。自己判断で、薬の服用を中断しないことが大切です。

EDの原因は偏った食事?

偏った食事や暴飲暴食をしていると、器質性EDのリスクが高くなります。肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症などに悩まされやすくなるためです。これらは、動脈硬化を進行させる恐れがあります。動脈硬化は、器質性EDの主な原因です。また、糖尿病などは、単体でEDを引きこすことも考えられます。

偏った食事は、男性ホルモンの低下も招く恐れがあります。特定のものしか食べない、特定のものを避けるなどの食事を続けている方は注意が必要です。同様に、暴飲暴食による肥満も、男性ホルモンの低下を招くことがあります。食生活の乱れは、器質性EDと密接に関係しているといえるでしょう。

EDの改善が期待できる栄養素

ここからは、EDに悩んでいる方が、意識的に摂取したい栄養素を紹介します。

亜鉛

ホルモンの合成、ホルモンの分泌調整、タンパク質の合成、DNAの合成、免疫反応の調整などに関わっているミネラルです。上記の働きなどから、男性におすすめの栄養素と考えられています。その特徴から、セックスミネラルと呼ばれることもあります。成人男性における摂取推奨量は1日あたり11mgです。亜鉛は、牡蠣やレバー、豆類、ナッツ類などに多く含まれています。たとえば、生の牡蠣は、100gあたり14.0mgの亜鉛を含みます。

アルギニン

成長ホルモンの合成や一酸化窒素の産生などに関わるアミノ酸です。体内で合成できるため、非必須アミノ酸に分類されます。一酸化窒素は血管の拡張に関わります。この点が、男性に勧められている理由です。「日本人の食事摂取基準」で推奨量などは定められていません。一般的には、1日あたり2,000~4,000mgの摂取が必要といわれています。アルギニンを多く含む食品として、豚のゼラチン、トビウオの煮干しなどがあげられます。豚のゼラチンは、100gあたり8100mgのアルギニンを含みます。

シトルリン

スイカから発見されたアミノ酸です。タンパク質を構成する成分ではありません。体内でアルギニンに転換されるときに一酸化窒素をつくりだします。この働きにより、血管を拡張し血流を促進すると考えられています。男性におすすめの栄養素といわれるのはこのためです。「日本人の食事摂取基準」で推奨量などは定められていません。シトルリンは、スイカをはじめとするウリ科の植物に多く含まれています。

DHA/EPA

オメガ3系脂肪酸に分類される脂肪酸です。オメガ3系脂肪酸は、体内で合成できない必須脂肪酸です。中性脂肪を低下させる働きや認知機能を維持、改善する働きなどが期待できます。血流の改善を期待できるため、男性に勧められているといえるでしょう。成人男性の目安量は1日あたり1.92~2.23gです。DHA/EPAは、マグロやサバなどの青魚に多く含まれています。たとえば、たいへいようさば(水煮)は100gあたり2,300mgのDHAを含みます。

カルニチン

必須アミノ酸のメチオニン・リジンからつくられる物質です。長鎖脂肪酸の運搬と燃焼、エネルギーの産生に深く関わります。また、テストステロンの分泌を高める働きも期待されています。この点が、男性に勧められている理由です。「日本人の食事摂取基準」で推奨量などは定められていません。カルニチンは、牛のステーキ、牛乳、鶏むね肉などに多く含まれています。

EDの方が避けるべき食べ物

EDを予防するため避けたい食べ物もあります。以下の食べ物には注意が必要です。

高カロリーな食べ物

高カロリーな食べ物は肥満を招きます。肥満はEDの危険因子です。また、動脈硬化や生活習慣病などのリスクも高めます。高カロリーな食べ物として、次のものがあげられます。

【食べ物の例】

  • 揚げ物
  • カップラーメン
  • マヨネーズ

たとえば、から揚げ(もも・かわつき)のエネルギー量は100gあたり307kcal、マヨネーズのエネルギー量は100gあたり668kcalです。からあげ200gにマヨネーズ大さじ2杯をつけると777kcal程度になります。成人男性が必要とするエネルギー量は、1日あたり2,700kcal程度が目安です(身体活動レベルなどで異なります)。カロリーの摂りすぎには十分な注意が必要です。

高塩分な食べ物

塩分が多い食べ物もできるだけ控えましょう。EDや動脈硬化の危険因子である高血圧などのリスクが高まります。成人男性における目標量(食塩相当量)は、1日あたり7.5gです。意識しないとこの量を超えてしまうケースが少なくありません。塩分が多い食べ物の例として次のものがあげられます。

【食べ物の例】

  • 漬物
  • カレー
  • みそ汁

たとえば、松前漬け(しょうゆ漬け)の食塩相当量は100gあたり5.2gです。外食や総菜なども、塩分を多く含む傾向があります。

高脂肪な食べ物

高脂肪な食べ物(飽和脂肪酸を多く含む食べ物)は、肥満や動脈硬化、脂質異常症などのリスクを高めます。勃起に悪影響を与える恐れがあるため注意が必要です。高脂肪な食べ物の例として次のものがあげられます。

【食べ物の例】

  • ジャンクフード
  • 洋菓子
  • チーズ
  • バター

たとえば、ハンバーガーやケーキなどは、一般的に高脂肪な食べ物と考えられています。これらは、できるだけ控えるほうがよいでしょう。

ED改善に向けた食生活のポイント

EDを予防、改善したい場合は、食べ過ぎに気をつけつつ、5大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル)をバランスよく摂ることが大切です。また、以下の点にも気をつける必要があります。

お酒を控える

アルコールの影響は飲酒量で変化します。具体的には以下の通りです。

【アルコールの影響】

  • 少量:リラックス効果
  • 大量:鎮静効果

少量のアルコールは、緊張を取り除くなど、勃起によい影響を与える可能性があります。しかし、飲酒量が多くなると鎮静効果が強く現れるため、性的刺激に反応しないなどが考えられます。EDを気にしている方は、お酒の飲みすぎに注意しましょう

サプリメントの服用を検討する

基本のED対策は、毎日の食事から5大栄養素をバランスよく摂ることです。このことを理解していても、実現は難しいと感じている方が多いでしょう。仕事が忙しいなどの理由で食生活に気を配れない場合は、サプリメントを活用するとよいかもしれません。不足しがちな栄養素を、ピンポイントで補給できる可能性があります。

EDが心配な方は栄養バランスに気をつけましょう

ここでは、EDと栄養の関係について解説しました。偏った食事や暴飲暴食などを続けていると器質性EDのリスクが高まります。肥満や生活習慣病、動脈硬化などに悩まされやすくなるためです。EDを予防、改善したい方は、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。ただし、効果を実感するまで時間がかかる傾向があります。プラスαの対策を始めたい方は、精力剤を試してみてはいかがでしょうか。自分に合っている商品がわからない場合は、専門薬局として35年以上の歴史がある「あかひげ薬局」にご相談ください。

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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