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心因性EDとは|原因・治療法と自分で対処する方法

心因性EDは、些細なきっかけで誰にでも起こりうるEDです。持病を抱えていない20代、30代であっても悩まされることがあります。失敗を繰り返すことで、状況が悪化しやすい点もポイントです。ここでは、心因性EDの特徴、原因、治療法に加えて、自分で対処する方法やリスクが高いと考えられている性格傾向などを解説しています。以下の情報を参考にすれば、全体像を把握できるはずです。勃起のトラブルでお悩みの方は、参考にしてください。

目次

心因性EDとは?

心因性EDは、心理的な要因や精神的な要因で引き起こされるEDです。性生活、日常生活、社会生活などで生じたストレス、うつ病をはじめとする精神疾患、子どもの頃のトラウマなどが原因になりえます。性に関連する悩みだけが原因になるわけではありません。たとえば、パートナーとの不和、職場の人間関係などが主要な原因になることもあります。

EDは、原因により心因性・器質性・混合性などに分類されます。器質性は身体の要因で引き起こされるED、混合性は心因性と器質性が混合しているEDです。実際の症例では、混合性EDが多いと考えられています。「心因性が主因のもの」「器質性が主因のもの」などのように分類されることが一般的です。心因性EDは、幅広い方にとって身近なEDといえるでしょう。

心因性EDの特徴

主な特徴は、心理的な要因・精神的な要因で引き起こされることです。したがって、身体的な要因がない方でも起こりえます。同様に、年齢も関係ありません。たとえば、持病がない20代であっても、何かしらの出来事をきっかけに心因性EDになることがあります。

ある日、ある出来事を境に、突然発症するケースが多い点も特徴です。昨日まで勃起していた方が、急に問題を抱えるケースが少なくありません。焦れば焦るほど、状況が悪化してしまう点もポイントです。また、特定のシチュエーションのみで症状が現れるケースもあります。たとえば、オナニーはできるのに妻だと勃起しないなどが考えられます。

いわゆる朝立ちにも特徴が現れます。心因性EDの場合、朝立ちはこれまで通り起こります。この点は、器質性EDとの大きな違いです。両者を見分ける手がかりのひとつになります。

心因性EDになりやすい人

心因性EDになりやすい性格として次の特徴があげられます。

【性格】

  • 相手に気を使いすぎる
  • 負い目や引け目を感じている
  • 自分より相手の欲求を優先してしまう

以上の性格にあてはまる男性は、セックスでストレスやプレッシャーを感じやすい傾向があります。たとえば「相手に気を使いすぎる」男性は、上手くできているかなど、相手の評価が気になるでしょう。ちょっとした出来事でも、焦りや不安が生じてしまいます。あるいは、セックスの経験が乏しいなど、負い目や引け目を感じている男性は「下手だと思われたらどうしよう」などの不安にさらされることになります。このような不安も、心と体のバランスを崩す原因です。

以上をまとめると、セックスでわがままになれない男性は、心因性EDのリスクが高いといえるかもしれません。パートナーの顔色を窺ってしまう方は注意が必要です。

心因性EDの原因

心因性EDの原因は、心理的要因と精神疾患に大別されます。それぞれの原因について詳しく解説します。

心理的要因

心理的要因は、現実心因と深層心因にわかれます。現実心因は、日々の生活で感じているストレスです。具体例として、次のものがあげられます。

【現実心因】

  • 妊活の重圧
  • セックスで失敗した経験
  • パートナーとの関係悪化
  • 経済的な悩み
  • 仕事上のストレス

性的な悩みに限定されない点がポイントです。勃起は、リラックスしているときに働く副交感神経が支配しています。強いストレスがかかると、交感神経が優位になるため勃起を維持できません。

深層心因は、心の奥深くに眠っている原因です。具体例として、次のものがあげられます。

【深層心因】

  • 子どものときに負ったトラウマ
  • 性的指向(同性愛)
  • パートナーに対する複雑な感情

深層心因は、自分でも意識していないケースが少なくありません。解決しにくい原因といえるでしょう。

精神疾患

精神疾患も心因性EDの原因になりえます。意欲、性欲が減退するなどして、EDになってしまう恐れがあるためです。注意したい精神疾患として、うつ病があげられます。厚生労働白書によると、うつ病を含む気分障害などの患者数は増加傾向にあります。1996年の患者数は43.3万人、2017年の患者数は127.6万人です。[1]身近になりつつある心因性EDの原因と考えられます。

精神疾患の治療に使用する薬の影響も無視できません。一部の薬は、副作用でEDを引き起こす恐れがあります。このようなEDを薬剤性EDといいます。すべての薬、すべての方でトラブルが起きるわけではありませんが、服用する場合は十分な注意が必要です。気になる症状が現れたときは、主治医に相談して薬の変更などを検討します。自己判断で中断などをしないことが大切です。

心因性EDの治療方法

ここからは、心因性EDの基本的な治療方法を解説します。

ED治療薬

心因性EDの治療でも、ED治療薬が用いられています。ED治療薬は、勃起の鎮静に関わる物質を阻害して、血管の拡張ならびに勃起を促す薬です。服薬により、自信をつけられる点、成功体験を重ねて自信を深められる点が魅力です。ただし、心因性EDの原因によっては、期待した効果を得られないことがあります。たとえば、本人も自覚していないトラウマの影響で勃起しないなどが考えられます。すべての問題を解決できるわけではありません。

心理療法

心因が主な要因となっている場合は、心理療法の対象になります。ここでいう心理療法は、症状や問題の解決を目指して行う専門家との会話、対話などといえるでしょう。具体的な取り組みとして、カップル・カウンセリング、精神分析療法、性教育などがあげられます。ED治療薬で改善できなかった症状を改善できることもあります。ただし、治療には一定の期間を要することが一般的です。ある程度の時間をかけて行う取り組みと考えておきましょう。また、ED治療薬との併用も勧められています。ED治療薬だけで十分な効果を得られない場合は、心理療法の活用を検討するとよいでしょう。

心因性EDを自力で克服する方法

医療機関の受診は、負担が大きいと感じる方が多いはずです。ここからは、自分で取り組める対策を紹介します。ただし、結果が出ずに焦りが生じて、悪循環に陥ることも考えられます。自分で対処できないときは、専門家の助けを借りましょう。

パートナーとの関係改善

基本の取り組みとして行いたいのが、パートナーとの話し合いです。勃起に関する悩みを打ち明けると、プレッシャーやストレスを軽減できます。たとえば「今回も勃起しなかったらどうしよう」などと悩む必要はなくなります。この作業を行わないと、セックスのたびに不安や緊張と戦わなければなりません。失敗を重ねると、状況をさらに悪化させてしまいます。まずは悩みを打ち明けて、信頼関係を構築することが大切です。話し合いのポイントは、パートナーの感情に配慮することです。パートナーも「魅力がなくなったのでは」などと悩んでいることが少なくありません。感情的にならず、双方が愛情をもって話し合えるように心がけます。

ストレスの解消

心因性EDは、過剰なストレスなどで引き起こされます。原因が明確な場合は、ストレス解消に努めるとよいでしょう。具体的には、ストレッサーから離れることが有効です。趣味に没頭する時間を作って嫌なことを忘れる、旅行に出かけて物理的な距離をとるなどが考えられます。可能であれば、環境の調整を試みてもよいでしょう。妊活のプレッシャーで悩んでいる場合は、パートナーと話し合ってタイミングを決めずにセックスを楽しむようにするなどの対策があげられます。できることから始めてみてはいかがでしょうか。

心因性EDは精力剤で自信をつけて対処

ここでは、心因性EDについて解説しました。簡単に説明すると、心理的・精神的な要因で引き起こされるEDです。相手に気を使いすぎる方などは、リスクが高いと考えられています。治療は、ED治療薬と心理療法で行います。ただし、すべての問題を解決できるわけではありません。自分で対処したい方は、パートナーと話し合ったりストレスを解消したりするとよいでしょう。自信をつけたいときは、精力剤を活用するとよいかもしれません。興味がある方は、専門薬局として35年以上の歴史がある「あかひげ薬局」にご相談ください。

[1]出典:厚生労働省「平成30年版 厚生労働白書」
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/18/backdata/01-01-02-09.html

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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