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腰痛とEDの関係|EDの予防・改善に向けて始めたい取り組み

「腰痛ってEDの原因になるの?」「予防方法があれば教えて欲しい」などと考えていませんか。両者の関係を心配している方もいるでしょう。結論から述べると、腰痛の原因とEDの原因は共通していることがあります。腰の痛みを感じている方は注意が必要です。ここでは、腰痛の主な原因、腰痛とEDの関係などを解説するとともに、EDの予防や改善に向けて取り組みたい運動などを紹介しています。勃起力が衰えたなどと感じている方は参考にしてください。

目次

腰痛になる原因

腰痛はさまざまな原因で引き起こされます。代表的な原因は次のとおりです。

腰椎椎間板ヘルニア 背骨(椎骨)間でクッションの役割を果たす椎間板の変性、断裂により引き起こされる腰痛。神経が圧迫されて痛みや痺れが生じる。
腰部脊柱管狭窄症 背骨(椎骨)の変性などにより、神経の通り道(脊柱管)が部分的に狭くなり引き起こされる腰痛。神経が圧迫されて痛み、痺れなどが生じる。
筋・筋膜性腰痛 筋肉や筋膜に負荷がかかり引き起こされる腰痛。重い荷物をもって急激に大きな負荷がかかったときや乱れた姿勢で慢性的に負荷がかかったときなどに起こりうる。

これらのほか、運動不足や腰に負荷がかかる姿勢なども原因になりえます。さまざまな要因が絡んでいるため、はっきりとした原因がわからないこともあります。辛い症状で悩んでいる方は、医療機関で相談しましょう。

腰痛とEDの関係性

腰痛とEDは関係することがあります。性的刺激により引き起こされた脳の興奮が、脊髄などを通ってペニスへ伝えられるためです。腰痛の原因がこの通り道を障害すると、脳の興奮をペニスへ伝えられません。したがって、EDが引き起こされてしまうのです。たとえば、腰部脊柱管狭窄症はEDの原因になりえます。

また、腰痛と関連が深い長時間のデスクワークも、EDのリスクを高めると考えられています。会陰部の圧迫により血流が悪化して、神経障害などを起こす恐れがあるためです。ただし、すべての腰痛がEDにつながるわけではありません。このような可能性を踏まえて、予防に努めることが大切です。

運動不足はEDになりやすい?

前述のとおり、運動不足は腰痛の原因です。また、EDの危険因子でもあります。運動不足が続くと、エネルギーとして使いきれなかった中性脂肪が内臓の周りに蓄積するためです(=内臓脂肪)。過剰に蓄積した内臓脂肪は、代謝機能に異常をもたらします。具体的には、悪玉コレステロールが増加する、善玉コレステロールが減少する、血糖値が高くなる、血圧が高くなるなどの影響が現れます。これらの影響を受けて、動脈硬化が進行しやすくなります。動脈硬化は、動脈が弾力性を失った状態です。血管が拡張しにくくなるため、ペニスへ十分な血液を送り込みにくくなります。したがって、運動不足が続くと、EDのリスクが高まると考えられているのです。

ED改善のためにすべき運動

腰痛やEDが心配な方は、運動習慣を身につけましょう。すでに腰痛に悩まされている方は、医師に相談してから運動を始めることが大切です。ここからは、EDの予防や改善に役立てたい運動を紹介します。

大腿筋のトレーニング

大腿筋は太ももの筋肉の総称です。大腿四頭筋とハムストリングスなどで構成されます。大腿四頭筋は股関節の屈曲と膝関節の伸展、ハムストリングスは股関節の伸展と膝関節の屈曲などに関わります。下半身の血液を上半身へ送り返す働きを担っている点もポイントです。これらの筋肉を鍛えることで血流の改善を期待できます。大腿四頭筋とハムストリングスを鍛える方法としてスクワットがあげられます。取り組み方は次のとおりです。

【取り組み方】

  1. 腰幅よりやや広い程度に足を開いて立つ
  2. つま先と膝の向きを揃える
  3. 太ももと床が平行になるまで腰を落とす
  4. 2の姿勢へ戻る
  5. 3~4を繰り返す

ポイントは、膝を爪先より前に出さないことです。お尻を引くようなイメージで腰を落とします。

ケーゲル体操

骨盤底筋体操とも呼ばれる運動です。女性が行う体操と思われがちですが、勃起に関わる筋肉を鍛えられるためEDに悩む男性にもおすすめです。主な流れは次のとおりです。

【取り組み方】

  1. 仰向けになって寝る
  2. 足を肩幅程度に開いて膝を立てる
  3. 肛門をキュッと締める
  4. 肛門を緩める
  5. 3~4を数回繰り返す
  6. 肛門を締めて、5~10秒程度、キープする
  7. 肛門を緩める

排尿をストップするイメージで、肛門をキュッと締めます。以上の運動を10セット程度繰り返しましょう。時間を確保できない場合は、同様の流れで椅子に座ったまま、立ったまま行ってもかまいません。

開脚ストレッチ

股関節が硬い方は、EDのリスクが高いといわれることがあります。筋肉が凝り固まって血流が悪くなっていると考えられるためです。心配な方は、開脚ストレッチに取り組みましょう。基本的な流れは次のとおりです。

【取り組み方】

  1. 両足を開いた状態で床に座る
  2. 片側の爪先に向かって上半身を倒す
  3. 呼吸をしながら、15秒程度、キープする
  4. 上半身を起こす
  5. 反対側の爪先に向かって上半身を倒す
  6. 呼吸をしながら、15秒程度、キープする
  7. 上半身を起こす

上半身を倒すときに、背中が丸まらないように注意します。

股関節周辺を鍛えるトレーニング

股関節周辺の柔軟性は別のトレーニングでも高められます。基本的な流れは次のとおりです。

【取り組み方】

  1. あぐらをかく
  2. 両足の裏を合せて両手で押さえる
  3. 2を身体に引き寄せる
  4. 膝を上下に動かす

「2を身体に引き寄せた状態」でツッパリを感じる場合は、膝を上下に動かさなくてもかまいません。呼吸を維持しつつ、そのままの状態を15秒程度キープしましょう。痛みを感じない程度に取り組むことが大切です。

運動や筋トレとED治療薬を併用しよう

運動や筋トレには、EDを予防、改善する効果を期待できます。ただし、即効性は期待できません。基本的には、継続を必要とします。即効性を重視したい方は、ED治療薬を併用するとよいでしょう。ED治療薬は、勃起を鎮めるPDE5の作用を阻害する薬です。根本的な解決は期待できませんが、一時的に勃起力を高められます。

ED治療薬の主な選択肢として、バイアグラ(シルデナフィル)とシアリス(タダラフィル)があげられます。バイアグラの特徴は、30~60分で効果が現れることです。ただし、効果の持続時間はシアリスより短くなります。また、食事の影響も受けやすいため、空腹時の服用が勧められます。シアリスは、食事の影響をそれほど受けません。

ED治療薬を試したい方は、医療機関を受診しましょう。過去の調査で、インターネット通販(個人輸入)は、偽造医薬品の割合が高いことが明らかになっています。利用する場合は、十分な注意が必要です。

参照:日本新薬株式会社「偽造ED治療薬4社合同調査結果」
https://www.nippon-shinyaku.co.jp/file/download.php?file_id=125

腰痛とEDは運動で予防

ここでは、腰痛とEDの関係などを解説しました。両者の原因は共通していることがあります。腰が痛いと感じている方は十分な注意が必要です。腰痛とEDの危険因子として、運動不足があげられます。これらを予防したい方は、定期的な運動に取り組みましょう。下半身の筋肉を鍛えられるスクワットやケーゲル体操などがおすすめです。一歩進んだED対策をお探しの方は、精力剤を試してみるとよいかもしれません。専門薬局として35年以上の歴史がある「あかひげ薬局」でご相談ください。

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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