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緊張で勃起しない理由と失敗が心配なときに試したい対策

「いざという場面で勃起しなかった」などと悩んでいませんか。失敗が続いて落ち込んでいる方もいるでしょう。セックスになると勃起しない方は過度な緊張が原因かもしれません。この記事では、緊張で勃起しない理由と緊張しやすい場面、心がけたい対策などを紹介しています。

目次

緊張で勃起しない理由とは

過度に緊張すると、性的な刺激が加わっても勃起しなくなります。例えば、目の前に裸の女性がいるのに勃起しないなどが考えられます。
緊張すると、なぜダメになるのでしょうか。

交感神経が優位になる

勃起に深く関わっているのが自律神経です。自律神経は、交感神経と副交感神経で構成されます。交感神経は活発に活動しているときに優位になる自律神経、交感神経は心身がリラックスしているときに優位になる自律神経です。
両者がバランスをとりながらさまざまな器官をコントロールしています。具体的な働きは次の通りです。

交感神経 副交感神経
瞳孔 散大 縮小
心臓 心拍増加 心拍減少
血管 収縮 拡張
消化管 運動抑制 運動促進

以上などの働きから、交感神経は自動車のアクセル、副交感神経は自動車のブレーキに例えられます。名称からわかるとおり、自律神経を自分の意志でコントロールすることはできません。つまり、自分で意識することなく交感神経あるいは副交感神経が優位になるのです。このことは、心拍数を自由にコントロールできないことを考えれば理解できるでしょう。

普段、意識することはありませんが、緊張で勃起したい方にとっては厄介な特徴です。何かしらの理由で緊張すると、交感神経が優位になってしまいます。

緊張すると海綿体が緩まなくなる

勃起は、陰茎の海綿体に大量の血液が流れ込むことで成立します。血液で海綿体内の圧力が高まることによりペニスは硬くなるからです。

大量の血液を送り込むため副交感神経が重要な役割を担っています。具体的には、脳の指令をペニスへ伝えます。これにより一酸化窒素が放出されて、陰茎海綿体の血管と海綿体洞の平滑筋が緩み大量の血液が流れ込むのです。
したがって、緊張で交感神経が優位になると勃起しにくくなります。オナニーだと硬くなるのにセックスだと硬くならない方は、緊張で交感神経が優位になっているかもしれません。

ちなみに、射精は交感神経が優位でないと起こりにくくなります。勃起と射精に関与する自律神経は異なるのです。
ただし、ある時点で副交感神経と交感神経がパチッと切り替わるわけではありません。状況にあわせて両者がバランスをとっていると考えればよいでしょう。

以上からわかる通り、勃起と射精の仕組みは非常に複雑です。脳・神経・血管・筋肉が高度に連携しながらこれらを支えています。
したがって、緊張などのストレスが加わると、思うように勃起しないことがあるのです。

テストステロンが生成されにくくなる

セックスでうまくいかなかった経験をすると、次回のセックスまで引きずってしまうことが少なくありません。緊張状態が続くと、テストステロンの分泌は低下してしまいます。

テストステロンは、性的な興奮を引き起こしたり、勃起に関わったりする重要な男性ホルモンです。うまく生成できないと、性欲の減退を感じることなどもあります。過度な緊張や持続する緊張は、男性の性生活によい影響を与えないといえるでしょう。

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セックスが緊張する理由

セックスで緊張する理由は人により異なります。主な理由として以下のものがあげられます。

緊張する理由1:初めてのセックス

10代・20代に多い理由が、初めてのセックスです。次のような不安が緊張を引き起こします。

【不安】

  • パートナーの扱い方がわからない
  • パートナーに初めてだと思われたくない
  • 前の彼氏よりも上手だと思われたい
  • 挿入するとすぐに射精してしまうかもしれない
  • パートナーを満足させなければならない

パートナーがセックスを既に経験していると緊張しやすいといえるでしょう。パートナーには余裕があり、自分には余裕がないからです。上手くしなければならないなどのプレッシャーが緊張を引き起こします。

緊張する理由2:新しいパートナー

パートナーが変わると、過度に緊張してしまう方もいます。性的な関係における信頼関係が構築されていないからです。
セックスでどのように評価されるかわからないため緊張してしまいます。具体的には「下手だと思われたらどうしよう」「経験が少ないから馬鹿にされるかもしれない」などの不安が緊張を引き起こしやすいといえるでしょう。

初めてのセックスで過度に緊張した方は、新しいパートナーでも過度に緊張しやすいため注意が必要です。

緊張する理由3:パートナーを高嶺の花と思い込んでいる

理想のパートナーとのセックスはうれしいものです。しかし、パートナーを高嶺の花と思い込んでいると緊張してしまうことがあります。

「このチャンスを逃すわけにはいかない」「セックスで自分を認めさせなければならない」などのプレッシャーや「自分が満足させられるわけがない」「もっと素敵な彼氏と付き合ってきたはずだ」などの不安で自分を追い込んでしまうからです。

緊張する理由4:過去に失敗した経験

セックスで勃起しなかった経験をしていると緊張しやすくなります。セックスの前から「今回も勃起しないのでは」「次こそは上手くしなければならない」などの考えが頭をよぎるからです。セックスが始まってからも、このような考えが頭をめぐるため集中できません。当然ながら、勃起しにくくなってしまいます。

緊張する理由5:久しぶりのセックス

何かしらの理由で中断したセックスを再開する場合も緊張しやすいといえます。例えば、フリーの期間が続いたなどのケースが考えられます。ブランクが長いと、自分なりのやり方を忘れているため緊張してしまいます。

セックスを始めてから、イメージ通りに進まないことに気づいて、急激に緊張が高まるケースもあるため注意が必要です。

緊張する理由6:パートナーが経験豊富

パートナーが自分よりも経験豊富で、性に積極的な場合も緊張しやすくなります。経験が乏しい男性は、この傾向が強いといえるでしょう。経験の差に負い目を感じることや自分では満足させられないと思い込むことが多くなるからです。未経験のテクニックで次々と刺激してくる、パートナーがセックスをリードするなどで、経験の差を感じやすくなります。

緊張する理由7:自分の身体に自信がない

ペニスの大きさに自信がない、仮性包茎を気にしているなどの場合も、セックスで緊張しやすくなります。パートナーに知られると「馬鹿にされるのでは」「笑われるのでは」「嫌われるのでは」などの考えが頭をよぎるからです。

デリケートな部位まで見せなければならないため、自分の身体にコンプレックスを抱いている方は注意が必要といえるでしょう。

緊張する理由8:性の悩みを抱えている

同様に、性の悩みを抱えている方も緊張しやすくなります。代表的な例といえるのが、早漏や遅漏です。例えば、早漏で悩んでいる方は「挿入前に射精したらどうしよう」「すぐに射精したら恥ずかしい」などの考えが頭をよぎって緊張してしまうことが考えられます。

緊張する理由9:子作りのプレッシャー

妊活中のセックスで緊張してしまう男性も少なくありません。パートナーの言動や素振りで、プレッシャーを感じてしまうからです。例えば「今日は頑張ろうね」などの何気ない言葉で追い込まれてしまうこともあります。妊活期間が長くなると、プレッシャーを感じやすくなるでしょう。もう失敗できないという思いが緊張を引き起こします。

緊張による勃たないを防ぐには

以上の理由などで緊張して勃起しなくなることがあります。心配な方は、次の点を意識してみてはいかがでしょうか。

パートナーとの関係を深める

パートナーとの関係が浅い段階でセックスをしようとすると緊張しやすくなります。
お互いのことを深く理解していないため、すべてをさらけ出すことが難しいからです。
相手のことを好きだと、「下手だと思われたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」などの思いがよぎるでしょう。

これらがプレッシャーとなり緊張を引き起こします。
セックスの前にお互いを深く理解しあう期間を設けると、このような緊張は生じにくくなります。
勃たない経験をした方は、お互いのことを深く理解してからセックスをするとよいかもしれません。

セックスに関する不安を打ち明ける

何らかの不安を一人で抱えていると、セックスをするときに緊張してしまいます。
例えば、「童貞だと知られたくない」と考えている方は、
慣れている風に演技をしなければならないため緊張が増すでしょう。

思い切ってパートナーに不安を打ち明けると、共通認識になるため余計な緊張をする必要はなくなります。
緊張で勃たない経験をした方は、セックスに不安を抱えていることを思い切って打ち明けてみてはいかがでしょうか。
パートナーが受け入れてくれると、リラックスしてセックスに臨めるようになります。

自分をよく見せようとしない

必要以上に自分をよく見せようとしないことも重要です。
例えば、セックスに慣れているように見せようとすると、
現実とのギャップを埋めなければならないため大きなプレッシャーがかかります。

些細な失敗が焦りにもつながるでしょう。相手に良く思われたいなどの気持ちは横に置いて、
2人でセックスを楽しむことが大切です。
ありのままの自分でパートナーと向き合えば、緊張は解きほぐされるはずです。

経験値を比較しない

パートナーとセックスの経験値を比較することもおすすめできません。
経験値で劣るとわかると、上手くしなければならないなどのプレッシャーがかかるからです。
自分をよく見せようとすることにつながってしまいます。

過去の経験にとらわれず、2人の関係を重視しましょう。

精力剤を活用する

セックスで緊張する方には、精力剤の活用もおすすめです。
精力剤の中には交感神経のはたらきを抑制し、
副交感神経のはたらきを優位にするヨヒンビン製剤という医薬品があります。

また「精力剤を飲んだからきっと勃起する」などと考えられることで、精神的な余裕が生まれます。
とにかく誰でも手軽に取り組める点が魅力です。
納得できる精力剤を見つけたい方は、専門薬局に相談するとよいでしょう。

緊張で勃起しないときはあかひげ薬局へ

この記事では、緊張で勃起しない理由や考えられる対策などを解説しました。過度に緊張すると交感神経が優位になるため、思うようにいかなくなります。

まずは、原因を取り除くことが重要です。ただし、自分でコントロールできるとは限りません。悩めば悩むほど、出口が遠のくこともあるため注意が必要です。お困りの方は、精力剤専門の薬局として35年以上の歴史がある男女精力剤専門店のあかひげ薬局までご相談ください。

内原 茂樹 / Uchihara Shigeki

株式会社ワン・ツー創業者
あかひげ薬局創業者

<略歴>
芳香園製薬に入社し、各地支店長を歴任したのちに、独立。
1987年に愛知県名古屋市に精力剤専門店あかひげ薬局を創設。
数多くのTV・ラジオ番組に出演
「おとなの子守唄」「艶々ナイト」「今夜もハッスル」などに出演。

<主な著書>
「中高年のための気持ちいいセックス」(1997年10月、現代書林)
「誰にも聞けなかった精力剤完全ガイド」(2001年3月、現代書林)

<メディア>
・艶々ナイト(テレビ埼玉)
・今夜もハッスル(サンテレビ) 等

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